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広報部ログ

日本の歴史をみる 其の弐~お正月の今昔~

こんにちは。
カイちゃんです。

新年、あけましておめでとうございます!
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
 
 
実家に帰省してのんびり過ごしている人
おせち料理に舌鼓を打っている人
家で箱根駅伝を観ている人

お正月の過ごし方は各家庭それぞれですね。

新年最初の広報ブログということで、
今回のテーマは「お正月」!!

日本古来の伝統行事…と思いきや、
時代の流れの中で、だいぶ変わってきていたようです。

そんなお正月の”今昔”をご紹介します!
 
 

おせち料理は平安時代から

お正月にほとんどの家で食べられるであろう「おせち料理
歴史をたどれば平安時代までさかのぼるとか。

季節の変わり目の節句(現在でいう3月の桃の節句や5月の端午の節句など5つの節句)に
行われていた「節会(せちえ)」という行事で、
神様にお供えしていた「御節供(おせちく)」という料理が由来。

その節句行事の中でも特にお正月は重要であり、盛大に行われたことから、

お正月の料理=おせち料理

というイメージが根付いたようです。
 
 
江戸時代には「食積(くいつみ)」という食べないおせちもあったとか…
あくまで神様のお供え物ということですね。

ちなみにお雑煮は、神様のお供え物を下げて食べたものが発祥。
もったいなかったんでしょうか…
今ではお正月になくてはならない存在。

家庭や地方で味が異なっているのも、そういうところに理由があるのかもしれません。
 
 

お年玉はお餅だった!

お正月の一大イベントともいえるお年玉

ここでお父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんからお年玉をもらい、
ゲームを買ったり、貯金して遊ぶ時の資金にしたりと、
子供にとってはその後1年間を過ごすためのとても大事な日です。

しかし、そもそものお年玉はお金ではなくお餅でした。

ことの始まりは、これも神様へのお供え物。
お供えしていたお餅を下げる時に、家族や子供に配ったことだそうです。

今の感覚からしたらお金がほしい人のほうが圧倒的だと思いますが、
この時代はきっとお餅でも大喜びで、近所の友達とわいわい食べていたのではないでしょうか。

お金よりもお餅。

そんな平和なお正月が想像できます。
 
 

今と変わらない寝正月、武士は大忙し

この時代は、町人ほとんどの家が寝正月だったようです。

これは今と変わりません。

江戸時代の人も、お正月は食べて寝てとぐうたら過ごしていたんですね。
子供は羽根つきや凧揚げなど、
年明けから元気良くお正月遊びをしていたみたいです。

今と違ってゲームなんてものはないので、これがこの時代の最新の遊びですね。
現代っ子はSwitchやスマホゲームをするんでしょうか…

元旦は江戸時代きっての娯楽である遊郭もお休みだったそうです。
この日だけは町人と同じで、存分に羽をを伸ばしてのんびり過ごせた貴重な日。
 
 
そんな町民たちのほのぼのしたお正月の一方、元旦から忙しくしている人たちも。

そう、武士です。

武士は上下関係も礼儀も道理も重んじる身分。
そんな武士は元旦から主君へ挨拶、将軍へ挨拶と走り回っていました。
将軍への挨拶なんて、順番待ちもいいところです。
なかなか順番が回ってこないじれったさ。
アトラクションを待っているようなあの地獄の時間です。

将軍への挨拶が終わったら次、また次と元旦から営業活動しているわけですね。
新年早々から気が休まりません。
挨拶まわりが終わるころにはクタクタで家に帰ることでしょう…

武士にお正月はないのかもしれません。
 
 

年賀状は明治時代から

今ではSNSの普及で送る人のほうが少なくなってきた年賀状
 
高校生ぐらいまでは友達に年賀状を書いて送っていましたが、
最近では来た人に返すようになってしまいました。

この年賀状を送りあう新年のご挨拶ですが、明治時代中頃からのものらしいです。

理由ははがきが普及したから。

それまでも書状による挨拶はあったようですが、
基本は直接会いに行っていたようです。

だから武士が元旦から走り回っているわけですね。

そのことからもわかるように、本来は年始の挨拶をするものなので、
年内に送る必要はなく、年が明けてから送ればよかったそうです。

今は元旦に届くように「年内に出さないと!」という感じですが、
昔はそんな考えはなかったんですね。 
 
 
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お正月の歴史を見てみましたが、
時代とともに変化してきているんですね。

お正月は一大イベントなだけに、
当時の文学作品でも描かれていたりします。
特に江戸時代は庶民の生活を題材に、
おもしろ可笑しく描いているので見てみると面白いかもしれません。

年初めの今、親戚で集まった時の話のネタにいかがでしょうか?

以上、お正月の今昔でした!
 
 
【参照】
https://edokara.tokyo/conts/2015/12/26/385#i-10
https://edo-g.com/blog/2016/12/new_year.html/2
https://www.o-uccino.jp/article/posts/3591

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