インタビュー

スペシャルインタビュー

株式会社桜ゴルフ 代表取締役社長 佐川 八重子

株式会社桜ゴルフ 代表取締役社長 佐川 八重子
株式会社桜ゴルフ 代表取締役社長 佐川 八重子
佐川八重子
代表取締役社長

設立  :1971年2月19日
所在地 :〒104-0061 東京都中央区銀座五丁目9番1号 銀座コティビル3階
事業内容:会員制ゴルフ場の会員権売買および名義書換の代行
     ゴルフ場の経営相談
     大手法人向けゴルフコンサルティング

弱冠26歳での起業から、社長歴なんと38年。幾度の危機をも乗り超え、経営を持続させてきた佐川社長。その佐川社長にとって働くということはどのような意味合いなのか。当社笹川が体当たりインタビューを実施しました。

働くということとは?

笹川:佐川社長、本日は宜しくお願い致します。まず、佐川社長にとって働くということとはどのようなことかお伺いしてよろしいですか?

佐川:一言で申し上げますと、人にお仕えすることでしょうか。
私は幸いにも20代の半ばで会社経営者になりました。そのため仕事を通じて、人様のお役に立つことこそ働く意味なのかなと思っています。私がゴルフの世界に身を置くことになったのは、高校生の頃叔父に連れられて行ったゴルフ場で、特権階級の人たちの集まる別世界を垣間見たことに始まります。「大人になったらあんな世界に入ってみたい」という強い思いがあり、5年後にそれを職業とすることになったのです。

笹川:人のお役に立つこと、とても素晴らしい考え方だと思います。私も日々人のお役に立てるよう仕事をするよう意識しています。

働くことの楽しさ

笹川:佐川社長にとって、働くことの楽しさはどんなことでしょうか?

佐川:当時のゴルフ界は思い描いていた仕事とは違って、社会的地位の高いお客様を相手にしながら、まだまだ未整備で働く人のモラルが低く、社会の信用も薄いものでした…何とかしなければならない。意義ある仕事をしているのだから社会に認知されるべきだ、「革命を起こそう」、新しい世界を切り開かなければ─それが私の独立だったのです。ちょうど昭和46年から48年の高度成長期でしたので、その波に乗りトントン拍子で成長を続けられた創業期でした。 「礼節なくしてビジネスなし」「腰は低く、プライドは高く」「お客様の幸せあって私たちの幸せ」と当時の女軍団はよく働いてくれました。思いを達成できた喜び、しかも社員たちと心を一つにできて楽しかったですね。

笹川:社員と思いを共有できる、心を一つにできることは非常に大きなことですね。

働くことで得られたもの

笹川:起業されてから現在までで、働くことで得られたものは何でしょうか?

佐川:これまでの道のりを振り返ってみると、高度成長から低成長、そしてバブルからバブル崩壊と激動の中をくぐり抜けてきました。特に10年目に取り組んだゴルフ場経営につまづき、清算には14年もかかりました。口には表すことのできない試練の日々も経験しました。道なき道を切り開く醍醐味、それは苦しみと同時に喜びでもあるんです。経営責任を負ったということで絶大なる信頼につながりましたし、共に苦境を戦い抜いた社員との強い結束、得たものは大きかったですね。会社は家庭であり、社員は大切な愛する子供たちです。「草分けとしての使命を―」をキャッチフレーズに掲げ、ゴルフ界の正常化に努めてきた38年間でもありますが、そろそろ第3ステージは、意義のある会社を存続させていくことが、私を育ててくださったお客様への感謝とご恩返しではないかと思っております。そのためには最後の力を振り絞って会社の総仕上げに入りたいと思っております。

笹川:私も感謝の気持ちを持つことは非常に大切だと思っています。日ごろからお客様はもちろん、社員にも感謝の気持ちを忘れないように心がけています。常に忘れず行動していきたいですね。

若い人へのメッセージ

笹川:それでは、最後に若い人へのメッセージをお願いします。

佐川:私の中では「人にやれないものは何もない」「若い人に見えないものも何もない」というのが持論です。人生は自分次第だと思います。高い志を持って、社会のお役に立とうという思いがあなたを作るのです。そのためには目標に向かって地道な基礎作りをして欲しいと思います。社会はあなたを成長させる舞台でもあるのですから。 私は20代にして早くも小さな成功を収めましたが、若い時に純粋な心で、老人福祉や教育に寄附という形で社会還元ができたことを喜んでいます。それはまだ本物の福祉と言うには及ばないとしても、大きな自信につながったことは事実です。今は経済が先行するあまり、人の心が歪み、ゆとりが無くなってきましたね。どうぞ若い方々がその持たれる優しい心で人に接してください。そうできたら明るい社会になると思いますね。

笹川:私もまだまだ地道な努力をしていきたいと思います。佐川社長、ありがとうございました!

インタビューを終えて笹川より

佐川社長いつもありがとうございます。「道なき道を切り開く喜び」まさに起業家のお言葉ですね。社長ご自身のここまでこられた秘訣に「手紙」と伺ったことがあります。私などにもさらさらと書いてくださったお手紙は素晴らしく、コピーして手帳にはさみ、自分もこのような礼状を書けるようになりたいと精進しています。また、わが本社の電話の保留音は、ジョン・レノンの「イマジン」の伴奏音を流しています。これも佐川社長のアドバイスで、将来、オノ・ヨーコさんにお伝えできる日を楽しみにしています。どうぞこれからもご指導よろしくお願い致します。

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