人材不足に悩む業界を救う!?外国人労働者

昨今、日本では労働力となる働き盛りの若者世代を中心に、人材不足という問題に直面しています。企業や経営者は、人員を確保したくても出来ない状態が続いているといえます。 有効求人倍率は1.6倍程度で推移しており、いかに仕事に対して人材が不足しているかが物語られています。人材不足は一過性のものではなく、慢性的な社会問題として横たわっています。その理由と、特に深刻な人材不足に悩まされている業種を見ていきましょう。また、人材不足解消の手立てはないのでしょうか?


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人材不足が考えられる背景とは?

人口の減少が原因

今、日本は人口減少社会のまっただなかに置かれています。出生率が年々減少傾向にあり、全体の人口も減少しています。厚生労働省の調査によれば、2017年に産まれた子供の数は100万人を切り、94万人と過去最少を記録しました。

全体の人口減少を受けて、労働者人口も今後ますます減っていきます。そういった過酷な環境の中で経営者は人材不足という課題に向き合わなければなりません。もはや、従来の新卒人材の一括採用システムでは十分な労働力の確保が難しくなっています。

企業が行う求人に対して採用が行えていない

採用難も人材不足の原因の一つです。今や企業が求人を出しても、それに対して求職者からの連絡が来ないのが実情で「正社員が不足している」と回答した企業は51%と、過去最高水準で推移しています。

また、求人を出しても連絡が来ない理由はいくつかあります。

その一つに求人媒体が多様化していることが挙げられます。求職者がどの媒体を見るかが分からないため、企業はどの媒体に求人情報を掲載すべきかを考えねばなりません。

次に、求人募集の詳細が分かりにくいことです。求人募集情報だけでは、自社の魅力を十分に伝えきれず、それが求職者の応募をためらう、というアクションとして現れるケースが少なくありません。

最後に、企業の噂が広まりやすくなっている環境があることです。求職者は求人情報に応募する前に、インターネットからその企業についての口コミ情報を調べます。そこから労働環境がどの程度整備されているのか、人間関係を構築する際に問題が発生しないかを知ります。これらの事前に得た情報から、企業への応募を検討・躊躇しているのです。もし、仮に職場環境が悪いなどの良くない口コミがあった場合、その情報は拡散されて募集状況に影響してしまうのです。

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人材不足を感じている業界とその原因

情報サービス74.0%が1位

情報サービス業界は、今最も人材不足問題を抱えている業界です。それは、ニーズの高まりに対して働き手が足りていないということです。クラウドサービスやソフトウェア開発の現場は、システムエンジニアを中心に人が足りていません。

市場は拡大傾向にあるため、今後さらなる人材採用をしなくてはいけません。正社員不足と回答している企業の割合は約7割。非正規雇用の不足も回答している企業が6割に達するのが情報サービス業界です。

専門的な知識を有する人材であるエンジニアは母数が増えず、また、その問題は中小企業ほど多く抱えています。受注数はあるものの、それを処理する人数が少ないため、業務の割り振りが出来ない現状です。これらの状況から企業人件費にコストを割かなければならない環境に置かれています。

他にも人材不足問題を抱える業界はある

人材不足問題を抱えている業界2位には、建設業界が挙がります。まずは、職人の後継者不足問題が叫ばれています。職場で働く職人さんの高齢化が進み、現役世代がどんどん少なくなり、それをマネジメントする人材の高齢化も進んでいます。

人材の高齢化が進むということは、人件費の高騰を意味します。それらの要因によって建設コストが上昇し、リーマンショック時に大幅な人件費削減の影響でリストラされた世代も、今になって会社に必要な人材となっています。

3位は運搬・倉庫業界となっています。ネット通販の市場拡大によって、取扱い荷物の増加が原因となっています。個人宛ての宅急便が増加したため、ドライバーへの負担増が労働環境の悪化を招き、ドライバーの不規則な労働環境も離職率を高める原因となっています。年々ドライバーの平均年齢は高齢化傾向にあり、今後も人材不足が危ぶまれ続ける業界です。

4位はメンテナンス・警備・検査業界。これらの業界は低賃金・重労働が課題となっています。「50歳で平均年収が307万円」といった、他業種に比べ低い水準の賃金のため、人材が定着しにくい業界となっています。労働環境もあまり良いとはいえず、屋外での勤務が多いため「過酷さに対して正当な報酬額が支払われていない」といわざるを得ない現状です。

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人材不足が続くと起こり得ること

一人あたりの仕事が増えて最悪の場合倒産も…

人材不足により一人あたりの仕事量が増え続けると、人材はそれに見合った報酬を希望するか、退職してより良い環境で働こうとするため、離職率が高まる傾向にあります。その結果、会社の人件費高騰や仕事を円滑に回せなくなり、しわ寄せが他人に覆い被さる負のスパイラルに陥ります。今や労働力となる人材不足解消のひとつとして、業務の機械化が進んでいるきらいがあるものの、人の力でなければ行えない仕事はたくさんあります。

例えば、新規開拓営業はなくならないでしょう。製造に掛かる人材を機械化により減らせても、仕事を受注しなければ会社の利益は発生しません。取引先と商談を重ね、受注に至る成約を獲得することは機械には不可能でしょう。IT化に対応出来る人材も必要となります。

外国人材の活用も視野に入れる

業務の機械化により、いずれは人件費を削減出来たとしても、IT化に対応出来る専門的技術のもと機械をコントロールするのは、ほかでもない「人」=高いスキルやノウハウを持った人材であり、企業にとって彼らの必要性は高いです。

特に、深刻な人材不足問題を抱えている日本の中小企業は、今後も急速に変わりゆく人材ニーズに今から備えておくべきでしょう。そこで注目したいのが、高い語学力を持ち、日本での成功を夢見る外国人留学生などの外国人材。専門的技術の取得も「成功のために」と意欲的なことでしょう。彼らには、日本が抱える人材不足問題の救世主となる可能性が秘められているといえるのです。

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まとめ

人口減少社会の影響により、日本の労働力世代の人口も減少しています。そのため、企業が人材不足に悩まされているのが現状です。特に問題が深刻な中小企業は、雇用の幅を広げる必要があります。しかし、日本人労働者による雇用拡大だけでは頭打ちでしょう。

そこで、外国人材に目を向けてみることをオススメします。

外国人派遣を行うイマジンプラスでは、幅広い年代や技術を持つ外国人財に、雇用先として日本企業を提案しています。更なる人材不足に陥る前に、一度ご相談されてみてはいかがでしょうか。