スペシャルインタビュー「働くということ」

テンダーリビング株式会社
代表取締役社長
中村マリア
笹川祐子

人気のテレビ番組「有吉ゼミ」に出演中の中村マリアさん。人気企画「坂上不動産」・「○○、家を買う」などでコーディネーターとしても活躍されている売れっ子です。

出演のきっかけは番組スタッフからの一本のメール。不動産×女性で上位ヒットしたのが中村さんでそこから連絡をしたというのだからその知名度には驚きです。

起業の経緯から女性ならではの働き方、人生の築き方を伺いました。

 

テンダーリビング株式会社 代表取締役社長中村マリア Maria Nakamura

Tender Living株式会社 代表取締役/不動産会社経営者 中村マリア

会社:Tender Living株式会社 HP

略歴:

短大卒業後、大手企業の受付嬢として就職後、不動産業に転身。28歳で地元世田谷にてTender Living株式会社を設立。Tender Livingの社長業の他、「美しく働く」をスローガンとした「美人エステート」を運営する一般社団法人RE AGENTの理事も務める。現在、日本テレビ系列のバラエティー番組に不動産専門家として出演中。

 

 

中村マリアさま、ってどんな人?
+01

笹川:本日はお忙しい中、ご来社頂きありがとうございます!当インタビューでは中村さまと、手掛けられているお仕事について、それから若者たちへのメッセージなどを頂ければと思います。それではまず、簡単な自己紹介からお願いしてもよろしいですか。

 

中村:はい。Tender Living株式会社・代表取締役の中村マリアと申します。この会社は、7年前28歳で起業しました。新卒では、メーカーで受付嬢として働いていたのですが、「賞味期限」がある職種と感じ、10年後の未来が見えず、不動産会社に転職し、しばらくサラリーマンとして働いていました。

 

笹川:受付嬢から不動産業界への転職ですか、大きな方向転換をされたのですね。

 

中村:会社勤めをしていた頃を思い返しますと、デベロッパーから賃貸仲介までのあらゆる不動産業務を経験し、基礎体力をつけた期間といえるかもしれません。そしてその後、夫の地方転勤を機に独立を決意しました。いま、巷では「コンビニよりも多い」と言われるほど多くの不動産会社がありますが、その中で手を尽くしながら精一杯やらせていただいている、という状況です。

 

笹川:なるほど、中村さんも不動産の中でもさまざまな業務を通して力を蓄えられたのですね。私も起業前に採用広報、経理から営業までいろいろな経験をさせてもらいました。それが今に活かされていると思っているので、よくわかります。

 

起業黎明期~美人エステート~一般社団法人設立まで
+02

笹川:起業してからのことについてもお伺いしたいと思います。起業後はどのようなご活動をされてきたのでしょうか?

 

中村:起業して間もない頃は、まず女性向け・一人暮らし・夫婦・新婚さんをターゲットに賃貸仲介業を始めました。名古屋の高校・大学などに営業をかけるために拠点の東京と行き来する生活が続きましたが、地方から上京される学生さん向けの場合、一般賃貸物件に対して、学生寮に負けてしまうことが多く、今思うとパフォーマンスの悪いビジネスだったように思います。

その他、異業種交流会などに参加し、名古屋に縁のある方を探す活動もしていました。その結果、「都内での女性のための不動産屋さん」というイメージが広まり、知名度が徐々に高まっていきました。実は、成約率は、男女比=4:6程度で男性のお客様もいらっしゃるのですが、スタッフが全員女性であることなど、社内的な取り組みも知名度アップに一役買っていたのかもしれません。

 

笹川:確かに世間やメディアが好みそうなネタです。時代を先取りされていたこともありますし、これが知名度アップへと繋がったのですね。その後、美人エステートというお取り組みを開始されたそうですが、そのお話も伺ってもよろしいですか?

 

中村:不動産業界は男性中心の社会で女性がとても少なく、更に、経営者となると、業界全体の1割程度しか存在しない為、自分と同じような立場の女性と知り合いたい、情報交換したいということから、全国に呼び掛け、不動産業界で頑張る女性経営者や女性営業ウーマンのコミュニティの元となりました。ご縁あって、「美人×不動産」ということで、「美人エステート」というキャッチ-なネーミングを採用いたしました!(笑)

 

笹川:「美人×不動産」…私には思いつきません(笑)それから、今はどのようなことをやられているのでしょうか?

 

中村:2014年12月に一般社団法人RE AGENTを立ち上げ、「不動産は人なり」というスローガンの下で法人化いたしました。現在は、4期目となりましたが、女性が不動産業を一生ものにする仕組みを形成することを目的とし、「エージェント制度」という新しい仕組みを構築しています。

一度家庭に入った女性が、スキルや経験はあるのに結婚・育児との両立が難しく仕事ができない、という声を頻繁に聞いてきました。そこで、そんな方々がフレキシブルに働けるような仕組みを作ろうと思い、この制度を始めました。会社勤めが難しい環境にある女性の方にフリーのエージェントとして登録・所属していただき、RE AGENT美人エステートというプラットフォームを通してクライアントさんからの業務依頼を受けることでキャリア継続を可能にすることを目指しています。

エージェントになる為の、「エージェント育成基礎講座」という講座も開始し、不動産業を続けていきたい女性達を育成しています。2018年4月より第2期を開始予定です。

 

笹川:正に今の時代に合ったビジネスですね!社会貢献度も高く、素晴らしいビジネスです。匠アカデミーともコラボできると嬉しいですね。

働くことで得られるもの
+03

笹川:さて、インタビューのタイトルに纏わるお話に参ります。中村様が思う、「働くことで得られるもの」は何だと思われますか?

 

中村:「人のため」に何かをできたという達成感ですね。これに勝るものはないと思います。もし人から喜ばれなかったとしても、人のために何かをしたという事実には勇気づけられます。今年で創業7年目になりますが、これは1年目から変わらない私の価値観ですね。

 

笹川:私も同じです。人のために何かをすることで大きな達成感を得られますし、次への一歩への励みにもなります。

 

 

働く楽しさ
+04

笹川:仕事は私たちの生活の大部分を占めているものですが、「働く楽しさ」とは何でしょうか?

 

中村:これは年々変わってくるものだと思います。起業当初、地方営業があまり上手くいかず、時間を持て余していた頃、「ガイアの夜明け」や「プロフェッショナルの流儀」などの、ドキュメンタリー番組を見ることで、モチベーションを向上させ、いつか絶対に私もこうなるんだ!と自分自身を鼓舞させていました。

ただ、事業が軌道に乗り始めたのかな?と感じるようになってからは、仕事そのものに楽しさを感じるようになり、精神的な充足感も増してきました。また私は30歳の時に離婚を経験したため、それ以降は「絶対にやらねばならない!」「自分で食べていかなければ!」という覚悟のようなものも沸いて来ましたね。

 

笹川:仕事の中で、その時々に楽しさを見出せるのは素晴らしいですね。これがなかなかできないことなのですよね…

「働く」ということ
+05

笹川:続いての質問です。中村様にとって「働くということ」とはどのようなことでしょうか?

 

中村:自分の居場所を得るだけでなく、精神的・経済的な自立を得ることでしょうか。

会社という場所は私が必要とされる場所・輝ける場所であるとともに、自らの手足を動かしてお金を稼ぐという経験ができるため、心身ともに成長を実感できますね。

 

笹川:私も、働くことで得られるものは多くあります。その中で自分を成長させていくこと、成長の継続が大切ですよね。

若者へのメッセージ
+06

笹川:最後に、時代を担う若者たちへ向けてのメッセージをお願いします!

 

中村:特に女性向けの話ですが、「早期から女性としてのキャリア・結婚など人生を考えて欲しい」と思います。

センシティブなお話で申し訳ないのですが、私自身5回の流産を経験しており、病院にも通い続けましたが原因はわからない状況です。女性なら誰しもが結婚し、妊娠・出産することは必然のものと考えているかもしれません。でも、現実はわからないものなのです。それ以外でも仕事と結婚の両方をとれるかもしれないし、そのどちらかがメインになるかもしれない。そのためにも、「どう人生を築いていくのか」ということを早いうちから考えて欲しいと思います。早ければ早いほどよいと思います。

 

笹川:キャリアデザインだけでなく、ライフデザインも大切である、ということですね。これは若者たちにはぜひ意識してほしいことですね。

インタビューは以上です。本日はお忙しいところありがとうございました!!

 

中村:こちらこそ、ありがとうございました!

 

(インタビューを終えて笹川より)

私も有吉ゼミ、楽しく拝見しています!

 

番組内では、力士からタレント・俳優までとても多くの有名人と共演。

芸能人のニーズは、多岐にわたり難しい要望もあるのですが、マリアさん社長自らの手腕で不動産を探索し、魅力あふれる物件を紹介し続けることで数多くの有名人達をうならせているんですね。

目が離せない女性起業家です。

MENU
Copyright © 株式会社イマジンプラス

TOPへ戻る